少し、調べてみたので更新しました。
DIY Photographyの記事で元Lexarのマーケティングディレクターが、メモリーカードの扱いについて書いた記事が興味深かったので、Google翻訳を使ってまとめてみました。
基本的に、フォトグラファー向けに書いた記事のようなので、写真好きの人は目を通しておいても良いかもしれません。
Why you should not delete images on your memory card using your camera – DIY Photography
メモリーカードには、ファイルアロケーションテーブル(FAT Table)と言われるものがあるそうです。それは、本に例えるとFATテーブルは目次のようなものと考えます。
メモリーカードをフォーマットすると、実際にカードを消去していないので、FATテーブル(目次)のみを消去しているだけらしいんです。
だから、目次(FATテーブル)のみを削除しただけで本の文章(写真データー)は残っている状態のようです。
その残っている写真データーは、さらに撮影をして上書きされるまでメモリーカードに残っているそうです。
なので、上書きされるまでは、フォーマットしても救出できる可能性があるそうです。
そして、FATテーブルには何種類かあり、古いデジタル カメラから新しいデジタル カメラまでその時代にあったFATを使用するので、違うカメラで使用したメモリーカードが使えないという場合は、その辺を疑った方が良いそうです。
メモリーカードを使う時に気を付けたい8つの事
1.カメラのメモリカードから画像を消去してはダメ!
今は、デジタルカメラで画像を見ながら、写真を削除が可能です。
ただ、これはやっては行けない行動の1つらしいんです。
何故かというと、メモリーカード上のデーターを管理するうえで写真を個々に削除するということは、FATテーブルのデーターの管理を複雑化してしまうそうです。
これについて、私も気になったので少し聞いてみました。
基本的には、画像の個別削除は問題ないそうです。
でも、その回数が多くなってくる場合は、カードの不安定になりやすくなる事があるようです。
ただ、そこまで神経質になる必要もないようですが、私は違った意味で個別削除はしていません。
画像の個別削除は、現場で撮影している時にいちいちしていられません。
選んで削除をしている暇があれば、撮影に集中して撮影を続けたいからです。
今は、昔と違って安値で大容量のメモリーカードが売られていますので、必要であれば予備に数枚持っていて、メモリーカードのデーターをパソコンなどに移して保存するまでは、消さずに新しいメモリーカードを使用する事をオススメします。
2.メモリーカードのフォーマットは、コンピュータではなくカメラでする。
これは、自分のカメラで撮影した場合は、そのカメラでフォーマットするのが正しいと言うことらしいです。
カメラのフォーマット技術は、各社違うもので勿論撮影の時の画像データーの記録も違います。
なので、例えばキャノンで使ったメモリーカードをニコンではフォーマットしてはダメという事のようです。
メモリーカードの不具合で、撮影出来ないとか、撮影中の画像データーが消えてしまったなどのトラブルを避ける為には、撮影したカメラでフォーマットをするのが正しいようです。
これは、大体のメーカーが推奨していました。
これは、先程も書いたようにFATのファイルシステムの種類によるエラーを防ぐためのようです。
基本的に、メモリーカードは使うカメラのみでの使用を推奨しています。もし、他のカメラで使用する際は、使用していたカメラで一度フォーマットを行ってから、違うカメラで使用するようにも推奨しています。
そして、同じカメラメーカーでもJPEGは互換性があるが、デジタル カメラの毎に管理ナンバーが付与されしまうので、上限に近づきやすくなってしまうデメリットもあるようです。
ただ、パソコンでのフォーマットは、SDカードフォーマッターというのがあるので、そちらでフォーマットを行えば問題ないそうです。
私も、基本的には撮影したその日に、HDDに移してしまいます。
そして、次回カメラの準備をする際に、メモリーカードは全てフォーマットしておきます。何故かというと、現場で少しでも準備がスムーズにいくようにするためです。
3.フォーマットについて言えば、撮影ごとにカードをフォーマットすることをお勧めします。
メモリーカードを最適に保つ為には、次回の撮影をする前にフォーマットをするのが良いようです。
これも、各メーカーが推奨していました。
そんなに撮影をしない人は、撮影ごとにフォーマットをする必要はないと思いますが、頻繁に撮影をする人は、フォーマットは微妙な相性などのズレを直すのに有効だそうです。
上にも書いていますが、私も撮影の前にフォーマットをして、リセットしています。
4.良いカードリーダーを使用してください!
高額なカメラからメモリーカードを取り出して、無名の安物カードリーダーを使用しているプロのカメラマンを良く目にしていたそうです。
顧客からメモリーカードのトラブルの問い合わせ時には、「どんなメモリーカードリーダーをしようしたか?」と聞くそうです。
メモリーカードリーダーは、そんなに重要ではないと思っていても、カードリーダー側でメモリーカードを破損する場合が多いそうです。
これに関しては、一概には言えないそうですが、使用しているメモリーカードの容量や規格などがあるので、メモリーカードにあったメモリーカードリーダーを確認する事を大切だそうです。
そして、エラーや不具合を無くす為には、有名なメーカーのメモリーカードリーダーを使用するほうが良いでしょう。
有名なメーカーは、それなりに品質管理という点からも、しっかりしていると思います。
5.カードの容量をフルに使用しない。
これは、HDDでも良く経験していると思いますが、HDDも容量をフルに保存するとパソコンの動きが遅くなり、機能をフルに発揮できませんよね。
メモリーカードにも、同じ事が言えるそうです。
およそ90%で、新しいメモリーカードに変えるのが良いそうです。
これに関しては、答えはノーでした。
フルにメモリーカードを使おうが得に問題ないそうです。
ただ、 面白い話を聞きました。
容量の観点からだとフラッシュメモリーの特性上、同じ8GBのデーターを読み書きさせるのであれば、大容量の記録メディアで余裕をもたせて使用した方が、単位セル辺りの書き込み回数が少なくてすむので、カードとしての寿命は長くなるという特徴があるようです。
6.データの書き込み中またはカードからの読み取り中に、カメラまたはカードリーダーからメモリカードを抜かないでください。
これは、何でもそうですがデーターを転送中に物理的に中断してしまうと、メモリーカードの破損につながるので、やってはいけない行為ですね。
これは、メモリーカードだけでなく、全ての接続機器はダメですね。
何らかのトラブルになる可能性があります。
7.カメラにカードスロットが2つある場合は、イメージを重複して両方のカードに書き込んで、より安心してください。
今では、高級機種にはデュアルスロットが搭載されていて、メモリーカードを2つ挿す個所があり、ミラー機能で同じデーターを記録することができるので、いざ何かあった場合には、もう一つのメモリーカードが有効になります。
出来るだけ、その機能を使おうと言うことです。
これは、 撮影の際の事故を無くす為に、カメラのミラー記録を使いましょう。という事です。
機種によっては、二枚のメモリーカードがカメラに挿せて、同じデーターを同時に記録が可能です。
この事で、もし一枚のメモリーカードが不具合があった場合でも、もう一枚あるので安心して撮影ができる機能です。
8.有名なブランドのメモリカードを購入しましょう。
これは、なんにでも言えますね。
仕事で使うなら尚更ですよね。
大事なデーターを一瞬で無くすというのは、時間とお金を一瞬で失う事になります。
メモリーカードは、有名なブランドが良い!!これにつきますね。
自分が安心できるメーカーのメモリーカードを使用した方が良いですね。
各社、データーの不具合が起きないように、素晴らしい技術で商品を作っています。
有名なメモリーカード メーカー
SanDisk|サンディスク メモリーカード
Transcend|トランセンド メモリーカード
TOSHIBA|東芝 メモリーカード
Panasonic|パナソニック メモリーカード
SONY|ソニー メモリーカード
Lexar|レキサー メモリーカード
メモリーカードに関する良くある質問
水没するとデーターが消える?
メモリーカードは、ソリッドステートメモリで作られているので、水没した場合は乾燥して復活する可能性もあるとの事です。ただ今後、そのメモリーカードを使うのは危険なので使用しない方が良いそうです。
メモリーカードはカバーケースが必要?
そこまで神経質になる必要はないそうです。
ただ、私が思うことは電子機器製品なので、静電気や破損などを防ぐうえでは、ケースで管理をするのは必要だと思います。
空港のX線は損傷を与える可能性がある?
X線にてISO1000以上の銀塩フィルムには影響を与える可能性がありますが、ソリッドステートメモリカードには影響はないそうです。
まとめ
今回は、元Lexarのマーケティングディレクターの記事を紹介しました。これが、本当かどうかは分かりませんが、出来るだけ撮影中のメモリーカードの事故は避けたいですよね。
メモリーカードの扱いは、写真を撮影する際にとても重要な事なので、参考にして気をつけたいと思います。