[記事公開日]:2016/12/28[最終更新日]:2017/04/28
少し、調べてみたので更新しました。
DIY Photographyの記事で元Lexarのマーケティングディレクターが、メモリーカードの扱いについて書いた記事が興味深かったので、Google翻訳を使ってまとめてみました。
基本的に、フォトグラファー向けに書いた記事のようなので、写真好きの人は目を通しておいても良いかもしれません。
Why you should not delete images on your memory card using your camera – DIY Photography
メモリーカードには、ファイルアロケーションテーブル(FAT Table)と言われるものがあるそうです。それは、本に例えるとFATテーブルは目次のようなものと考えます。
メモリーカードをフォーマットすると、実際にカードを消去していないので、FATテーブル(目次)のみを消去しているだけらしいんです。
だから、目次(FATテーブル)のみを削除しただけで本の文章(写真データー)は残っている状態のようです。
その残っている写真データーは、さらに撮影をして上書きされるまでメモリーカードに残っているそうです。
なので、上書きされるまでは、フォーマットしても救出できる可能性があるそうです。
そして、FATテーブルには何種類かあり、古いデジタル カメラから新しいデジタル カメラまでその時代にあったFATを使用するので、違うカメラで使用したメモリーカードが使えないという場合は、その辺を疑った方が良いそうです。
目次
- 1 メモリーカードを使う時に気を付けたい8つの事
- 1.1 1.カメラのメモリカードから画像を消去してはダメ!
- 1.2 2.メモリーカードのフォーマットは、コンピュータではなくカメラでする。
- 1.3 3.フォーマットについて言えば、撮影ごとにカードをフォーマットすることをお勧めします。
- 1.4 4.良いカードリーダーを使用してください!
- 1.5 5.カードの容量をフルに使用しない。
- 1.6 6.データの書き込み中またはカードからの読み取り中に、カメラまたはカードリーダーからメモリカードを抜かないでください。
- 1.7 7.カメラにカードスロットが2つある場合は、イメージを重複して両方のカードに書き込んで、より安心してください。
- 1.8 8.有名なブランドのメモリカードを購入しましょう。
- 1.9 メモリーカードに関する良くある質問
- 1.10 まとめ
メモリーカードを使う時に気を付けたい8つの事
1.カメラのメモリカードから画像を消去してはダメ!
今は、デジタルカメラで画像を見ながら、写真を削除が可能です。
ただ、これはやっては行けない行動の1つらしいんです。何故かというと、メモリーカード上のデーターを管理するうえで写真を個々に削除するということは、FATテーブルのデーターの管理を複雑化してしまうそうです。
これについて、私も気になったので少し聞いてみました。
基本的には、画像の個別削除は問題ないそうです。
でも、その回数が多くなってくる場合は、カードの不安定になりやすくなる事があるようです。
ただ、そこまで神経質になる必要もないようですが、私は違った意味で個別削除はしていません。
画像の個別削除は、現場で撮影している時にいちいちしていられません。
選んで削除をしている暇があれば、撮影に集中して撮影を続けたいからです。
今は、昔と違って安値で大容量のメモリーカードが売られていますので、必要であれば予備に数枚持っていて、メモリーカードのデーターをパソコンなどに移して保存するまでは、消さずに新しいメモリーカードを使用する事をオススメします。
2.メモリーカードのフォーマットは、コンピュータではなくカメラでする。
これは、自分のカメラで撮影した場合は、そのカメラでフォーマットするのが正しいと言うことらしいです。
カメラのフォーマット技術は、各社違うもので勿論撮影の時の画像データーの記録も違います。
なので、例えばキャノンで使ったメモリーカードをニコンではフォーマットしてはダメという事のようです。
メモリーカードの不具合で、撮影出来ないとか、撮影中の画像データーが消えてしまったなどのトラブルを避ける為には、撮影したカメラでフォーマットをするのが正しいようです。
これは、大体のメーカーが推奨していました。
これは、先程も書いたようにFATのファイルシステムの種類によるエラーを防ぐためのようです。
基本的に、メモリーカードは使うカメラのみでの使用を推奨しています。もし、他のカメラで使用する際は、使用していたカメラで一度フォーマットを行ってから、違うカメラで使用するようにも推奨しています。
そして、同じカメラメーカーでもJPEGは互換性があるが、デジタル カメラの毎に管理ナンバーが付与されしまうので、上限に近づきやすくなってしまうデメリットもあるようです。
ただ、パソコンでのフォーマットは、SDカードフォーマッターというのがあるので、そちらでフォーマットを行えば問題ないそうです。
私も、基本的には撮影したその日に、HDDに移してしまいます。
そして、次回カメラの準備をする際に、メモリーカードは全てフォーマットしておきます。何故かというと、現場で少しでも準備がスムーズにいくようにするためです。
3.フォーマットについて言えば、撮影ごとにカードをフォーマットすることをお勧めします。
メモリーカードを最適に保つ為には、次回の撮影をする前にフォーマットをするのが良いようです。
これも、各メーカーが推奨していました。
そんなに撮影をしない人は、撮影ごとにフォーマットをする必要はないと思いますが、頻繁に撮影をする人は、フォーマットは微妙な相性などのズレを直すのに有効だそうです。
上にも書いていますが、私も撮影の前にフォーマットをして、リセットしています。
4.良いカードリーダーを使用してください!
高額なカメラからメモリーカードを取り出して、無名の安物カードリーダーを使用しているプロのカメラマンを良く目にしていたそうです。
顧客からメモリーカードのトラブルの問い合わせ時には、「どんなメモリーカードリーダーをしようしたか?」と聞くそうです。
メモリーカードリーダーは、そんなに重要ではないと思っていても、カードリーダー側でメモリーカードを破損する場合が多いそうです。
これに関しては、一概には言えないそうですが、使用しているメモリーカードの容量や規格などがあるので、メモリーカードにあったメモリーカードリーダーを確認する事を大切だそうです。
そして、エラーや不具合を無くす為には、有名なメーカーのメモリーカードリーダーを使用するほうが良いでしょう。
有名なメーカーは、それなりに品質管理という点からも、しっかりしていると思います。
5.カードの容量をフルに使用しない。
これは、HDDでも良く経験していると思いますが、HDDも容量をフルに保存するとパソコンの動きが遅くなり、機能をフルに発揮できませんよね。
メモリーカードにも、同じ事が言えるそうです。
およそ90%で、新しいメモリーカードに変えるのが良いそうです。
これに関しては、答えはノーでした。
フルにメモリーカードを使おうが得に問題ないそうです。
ただ、 面白い話を聞きました。
容量の観点からだとフラッシュメモリーの特性上、同じ8GBのデーターを読み書きさせるのであれば、大容量の記録メディアで余裕をもたせて使用した方が、単位セル辺りの書き込み回数が少なくてすむので、カードとしての寿命は長くなるという特徴があるようです。
6.データの書き込み中またはカードからの読み取り中に、カメラまたはカードリーダーからメモリカードを抜かないでください。
これは、何でもそうですがデーターを転送中に物理的に中断してしまうと、メモリーカードの破損につながるので、やってはいけない行為ですね。
これは、メモリーカードだけでなく、全ての接続機器はダメですね。
何らかのトラブルになる可能性があります。
7.カメラにカードスロットが2つある場合は、イメージを重複して両方のカードに書き込んで、より安心してください。
今では、高級機種にはデュアルスロットが搭載されていて、メモリーカードを2つ挿す個所があり、ミラー機能で同じデーターを記録することができるので、いざ何かあった場合には、もう一つのメモリーカードが有効になります。
出来るだけ、その機能を使おうと言うことです。
これは、 撮影の際の事故を無くす為に、カメラのミラー記録を使いましょう。という事です。
機種によっては、二枚のメモリーカードがカメラに挿せて、同じデーターを同時に記録が可能です。
この事で、もし一枚のメモリーカードが不具合があった場合でも、もう一枚あるので安心して撮影ができる機能です。
8.有名なブランドのメモリカードを購入しましょう。
これは、なんにでも言えますね。
仕事で使うなら尚更ですよね。
大事なデーターを一瞬で無くすというのは、時間とお金を一瞬で失う事になります。
メモリーカードは、有名なブランドが良い!!これにつきますね。
自分が安心できるメーカーのメモリーカードを使用した方が良いですね。
各社、データーの不具合が起きないように、素晴らしい技術で商品を作っています。
有名なメモリーカード メーカー
メモリーカードに関する良くある質問
水没するとデーターが消える?
メモリーカードは、ソリッドステートメモリで作られているので、水没した場合は乾燥して復活する可能性もあるとの事です。ただ今後、そのメモリーカードを使うのは危険なので使用しない方が良いそうです。
メモリーカードはカバーケースが必要?
そこまで神経質になる必要はないそうです。
ただ、私が思うことは電子機器製品なので、静電気や破損などを防ぐうえでは、ケースで管理をするのは必要だと思います。
空港のX線は損傷を与える可能性がある?
X線にてISO1000以上の銀塩フィルムには影響を与える可能性がありますが、ソリッドステートメモリカードには影響はないそうです。
まとめ
今回は、元Lexarのマーケティングディレクターの記事を紹介しました。これが、本当かどうかは分かりませんが、出来るだけ撮影中のメモリーカードの事故は避けたいですよね。
メモリーカードの扱いは、写真を撮影する際にとても重要な事なので、参考にして気をつけたいと思います。
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はてなブックマークでもコメントしていますが、ほとんどが間違ってます。デマが流れることになるので確認のうえ訂正したほうがいいと思います
ずん底つむじ風 (id:bottomzlife)さん
コメント有難うございます。
そうですね。
私も、この記事を鵜呑みしていたので、少し調べて書き直したいと思います。
有難うございました。